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2007年5月15日
お互いがげんなりしないで仕事をするためにどうするか。 >>単なる日記
Request For Proposalを理解することが重要ですが、Request For Proposalを全部理解する必要があるわけでもありません。(一応、解説書の類は読んでおくのをオススメしますけど。)
特に多いんですが ~したらどうなんでしょうか、とかイロイロと尋ねてくるケースで、できる限り回答するわけですが、よくよく内容を吟味しますと『自分のわかっていることの後押しをして欲しい』ということが多いのです。
人間、わかっていることしか出来ないので、発注するにしても制限が出ます。
提案をしてみたりするんですが、結局、その域を超えられないんですね。
まあ、そういうことで、説明を沢山することを求めてるのではなくて、~すればできる、そうなるんじゃないんですかということを求めているケースが多い。
この場合、本質を見失っているケースもまま見られる。
方法と手段はどうあれ、実現しなきゃいけないことは本当はこれこれこうだ、というはずが、枝葉の技術的理解を超えられないため、結局、「発注者の理解できる範囲のもの」で収まってしまう。
『発注者の理解できる範囲のもの』を作成してくれる・・・それだけのレベルの人でよければ、じゃあそっちに出してください、というように答えが返ってくる可能性もあります。
ただ、受注者が提案した通りに作るというようにならないケースでは、おそらくRFPレベルにきっちり落とし込みできておらず、『発注者の理解できる範囲のもの』と、『製作側の理解できるもの』で乖離し、いつまで経っても「あそこは仕事がダメで」と言い続けることになる可能性もある。
もちろん、提案ばっかり求めて(いいようにやってってやつ。)手間ばかりかかり、作成費が安くてげんなりされるケースもある。任せればいいという、ただそれだけではない。
よくある制限域によっての地雷の踏み方では「あっちではこう聞いたけど」といった質問の仕方もあります。
「いや、じゃあもうそういうことでいいから」とか「じゃあ、そっちでやったらどうですか」と答えたくなるわけですね。
~で聞いたとかっていうのを 投げかけるのは物凄く神経を使って行うべきです。
他でこう聞いたけどっていう場合は、「普通ならそうやってくれるんじゃないの」的に言うのはオススメできません。間違いなくケンカを売るだけです。
ケンカを売ってねじ伏せられる自信があれば、そういう方法もアリですが。
「他で頼むんだけど、これこれってどうなの?」っていうのも、横流しされる方としては気分悪いですね。聞かれて無視するのもなんだから回答するけど。
『発注者の理解できる範囲のもの』というのは、どんなものでもそういうことになってしまうので、できる限り理解できる範囲を伸ばすようにしないといけませんね。
受ける側もヒアリング能力を磨かなければいけませんけれども。
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