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2008年5月10日

「宣伝と違う」プレミアムクラス座席に苦情...について >>単なる日記 

全日空(ANA)が4月に国内線の一部に導入した上級座席「プレミアムクラス」を巡り、複数の利用者から同社に「シートの仕様が宣伝と違う」との苦情や問い合わせが寄せられていたことがわかった。

・・・というニュースが掲載されている。

サービス開始後「実際のシートが宣伝と違う」との声が約10件

約10件

古いデータになるけれど、
定期国内線: 就航都市数:34、運航便数 日平均520便(片道)(2002年4月)
http://www.ana.co.jp/pr/02-0406/02-asi.html

一部サービスだからどの程度の割合かはわからないけれど、520便 x 30日= 15,750便@4月
それに掛けることのプレミアムシート乗客数。
面倒くさいので、それを仮に30とすると472,500
簡単に言えば、物凄く低いクレーム率。

クレームを無くす努力はすべきだから、真摯に対応すべき。

しかし・・・もっと良く考えると
これは「プレスリリースとして企業から何の情報も提供されていない情報」ではないのか。
調べてみているが、”約10件のお客様からお問い合わせ頂きました、プレミアムクラスシートの件につき”などとは何も書かれていない。

あ、これはまずいとホームページの表記を変えた。
・・・それだけのように見える。

クレーム率が低いから、ちょっとホームページ書き換えてだんまりしてた

それを、記者がページを見て裏を取ったのか、内部の人間から実は・・・と情報がリークしているのかどちらなのだろう?

もちろん、そんなこと山のようにあることだけれど、企業としてあるべき姿というのがある。
そりゃまあ、中小さんとかは仕方ないことですよ。

大企業だからこそ、扱われたっていうことだよね。
「ああ、ネタになるじゃなーい」って。

そういう企業だからこそ
本来あるべき姿として、ニュースにされる前にプレスリリースで謝るのが先なんじゃないの。
それってSOXとして、CSRとして考えても、いいの、それで?

5/2にページを書き換えて掲載、5/10にニュースとして記事とされる。
その8日間に何が起こっていたのだろう。
いろいろと想像を巡らせてしまう。

そういうのをネタにがんがん拾ってニュースしまくる
っていうのもなんかゆがんでるけどな。
情報社会っていうのもどんなもんなんやろなーと。

はぁ、やれやれって思うわけです。

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投稿者 debizoh : 2008年5月10日 18:12



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