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2006年3月25日

HDDに代わるフラッシュメモリ:容量32GB >>ハードウェア 

HDDに代わるフラッシュメモリ:容量32GBとゆーのを、サムスンが発表したそうな。
mixiで見てたんだけども、余裕がなかったんで今までスルーしてました。
軽量、低電力、低発熱といいことづくめなような気もしますが、そんなこたーありません。
フラッシュモジュールの寿命は書き込み/読み込みサイクル10万回程度と言われています。
日経PCWEB:WinHEC 2004 - HDD+フラッシュで消費電力を大幅削減に書いてある計算式によると「通常のPCの利用シナリオを、年間250日/1日10時間使用/メモリバッファが60分ごとに一杯になると想定した場合、寿命はおよそ40年。仮に1年365日24時間、常に10分ごとにメモリバッファが一杯になる最悪のシナリオを想定すれば、1.9年しかもたない。」と書かれている。この記事ではHDD+フラッシュでの話しであって、HDDそのものをフラッシュにしてしまうわけではない。
システム全体をフラッシュ化するということは、それだけ寿命が短くなる危険性は高くなるだろう。そういうシステムを組もうとかしたこともあるけど、ご時勢的にゴミが出るのはどうもね・・・。
メーカーとしては「寿命が短くても売れればいい」ということなので、デメリットはあまり口には出さないでしょう。
HDDの平均寿命が3年だとして、短くても電力的に元が取れるのであれば、ユーザとしてのメリットはあるでしょうが、クラッシュして入れ替える手間や危険性等を考えると、あまりいいものではないですね。

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投稿者 debizoh : 2006年3月25日 10:08



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