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2006年6月10日
風が吹けば桶屋が儲かる >>経営等探究
6月9日にNTTがダークファイバーの貸し出し料金を大幅に値下げする、と日経新聞が報じた。
これを受け、NTT株は-9000(-1.67%)の531,000と大幅安となった。反面、借りる側であるソフトバンクが「5日ぶり」に一時、前日比130円高(5.64%)の2435円まで上昇した。
尚、当日において、NTTはこの報道を否定したニュースリリースを発表している。
ダークファイバの値下げについては以前からソフトバンクが旗頭になって、猛烈にアピールを行っているが、NTTは真っ向から反対する姿勢を崩してはいない。
であるから、なぜこのようにウラもない報道がなされるのか疑問に感じるところだ。
ここのところ新興会社の株価は軒並み続落しており、ソフトバンクも連日、新安値を更新しているような状況。合わせて、個人投資家がこの一連の株安で追証が発生するなどし投売り状態である。
更に、この報道がなされる前日に日経平均株価は半年振りに1万5000台を割っていた。村上ファンド関連で新興株離れや株安が加速する中「材料を敢えて作り出すために報じた」のではなかろうか、と勘ぐりたくもなる。
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