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2006年12月17日
Outbound Port25 Block:qmailでsubmission Port >>インターネット | >>メールサーバ
こないだの他社からの専用サーバ移転作業の際に、Outbound Port25 Blockで引っかかりそうだなぁ、と思っていたので対応しておいたらビンゴだった。
しかし、元の環境じゃSubmissionなんか用意してなかったっぽいけど、どうなってたんだろう・・・。運が良かっただけか?
最初はPOP Before SMTPをやって・・・と、言っていたのだが、「めんどくさい」という反応だった。
今までどういう環境だったんだ・・・と、一応今調べてみたら、mail fromが合えばどこから、どこにでも送れる。いやー呆れるにも程があるな。よくもまあ、これで専用サーバの業者をやってるもんだと・・・。
ということはおいといて。
簡単にやり方を。
ソースをげっちゅーする。
patch qmail-date-localtime.patch
patch qmail-smtpd-auth(ver 0.31)
http://avoidnotes.org/~ohki/solo/DebianSargeInst.html#sec-55
http://www.aripollak.com/wiki/Main/QmailMSP
を参考に、qmail-smtpd.cを 書き換える。
rcpthostsを見ないようにするための書き換え。
int addrallowed()
{
int r;
if(env_get("SUBMISSION")) return 0; /* SUBMISSION is set if this is a
submission port (usually 587)
as per RFC2476, so only accept
if user has authenticated*/
r = rcpthosts(addr.s,str_len(addr.s));
if (r == -1) die_control();
#ifdef TLS
ディストリビューションのqmailを入れている環境などで、qmailのユーザが異なる場合は、qmailのソースにconfがあるので適宜変更しとくこと。ls conf* で出てくる。
終わったらmakeをかける。
make
※make setup をすると既存バイナリが上書きされてしまうので、makeだけにする。ディストリビューションのを入れてないんならmake setupとかでもいいけど。
cp qmail-smtpd qmail-smtpd-submission
/etc/init.d/qmail にsubmission用定義の追加
あと、VPOPMAIL環境で、CramMD5を使うならば、マロンくん.netのqmail+vpopmailでSMTP AUTH実装のページ http://www.marronkun.net/linux/mail/qmail_000032.html
に、記述されている通り、vchkpw.cを修正する。
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