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2004年4月29日
Athlon XP 3200+マシン組み立て >>CPU | >>MotherBoard
あすろん3200+マシンを組み立てました。
800Mhzの頃から使っていますが、コアが新しくなる度に良くなっていっていますね。初期型1200などはかなりの熱さでしたが、新コアになるにつれて温度も下がり扱い易くなっています。
あすろん64も考えたのですが、まだ新しいプラットフォームで、64bit OS Readyな状態ではないので(英語のWindows XP 64bit Extend Systemなら出てますけど)まだ待ちです。
ただ、ソケットAプラットフォームもそろそろ終焉を迎えることになりそうですね。
というのもPentium 4, セレロンなどのSocket 478向けの電源が殆ど。これらのSocket 478プラットフォームではCPUへの電源供給がATX+12V端子であることから、12Vの出力が強い構成になっています。
あとは、Socket AマザーボードがCPUへの電源供給を5v/3.3v/12vから、どのように行っているかに依存してきますが、殆どは5Vな模様。
そのため、P4向け電源で構築した場合、300W程度本来必要だったものが5vのアンペア数を上げるために400W~というような電源を購入しなければならない、というのが現状のSocket Aの問題点。
(Athlon 64に搭載されたCool'n Quietも魅力ですが...)
各ボルトの出力を計算し、Taganの480w電源を使用してみましたが、Athlon 3200+と、HDD(HDST 250G+HDST 120GB),Intel1000MT,Aopen AK77-600N,DVD-ROM,nvidia Geforce FX5600, DDR 400 cl3 512MB *2(Samsung chip) という構成では突然電源が切れてリセット、みたいな状態が起こっていました。
ちなみに電源は2つ購入。そのうち1台はM/Bのブートさえできませんでした。
※まあ、taganの電源が信頼できるかどうかは別の話として(^^;;
他のアスロンマシンでも、FX5600を刺すと不安定になる(今はmx460を刺している)ことから、Socket Aプラットフォームにおいて、電源選びは本当に慎重にしなければなりません。
安いということでAthlon(Socket A)に手を出した初心者な人は、痛い目に会うことが多いことが散見されます。
かっちり構成を考えなければならず、ちょっとビデオカードを変えても、電源の5v出力等が足りずに不安定になることも多々あったわけですね。
※相性説というか、全体的な環境の問題。相性という言葉は面倒くさいのでそう言われているだけだと個人的には思います。
そんなわけで、ATX+12v端子に対応したAthlon 64はもうちょっと初心者にも優しい敷居の低いものになるでしょう。
で。 MSIのKT6VシリーズがSocketAにも関わらずATX+12V端子をCPU用の電源として使用できるため、このマザーボードに変更、更に、電源の信頼性を考えてhecの525Wの電源に換装しました。 その他の構成は同じもの。
AGP 8xな状態で3D MARK03を動作させると途中でリセットがかかるという状態はなくなり、安定した状態になりました。
保険のために525Wを入れましたので(もう悩みたくなかった。もともとはhecの350W搭載)もっと出力が少ない電源であっても、このATX+12V端子搭載のマザーであれば安定稼動ができるものと思われます。
電源の各アンペア数に関しての算出にはtakaman's PC talks 電源ユニット・ケースの知識と実践を参考にさせて頂きました。
あくまで目安ではありますが、参考にされると電源選びがし易くなるでしょう。
いろいろと技術の転換期。
IntelはP3以後、あまり魅力を感じなくなりましたが、どうなっていくでしょうか。一応使ってはいるのですが、重たいのです。体感速度が。
AMD, VIAは独自の路線で魅力ある商品の開発を行っているので好感が持てます。
VIA はもうそろそろ Socket 478なCPUを発売すべき時期。 予定としてはあるようなので、しばらくC3も待ち。
AMDも64,Optelonといった非Socket Aが主流になるでしょうから、もう少し値段が下がることと、新しいコアが出るまでは待つのが良いかもしれません。
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