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2005年10月27日
液晶モニタ時代だからこそ・・・ >>ハードウェア
液晶モニタ時代だからこそ、解像度と、モニタそのもののサイズに気をつけたい。
液晶モニタは解像度が決まっており、解像度を下げた場合には、拡大するなどの処理を行って表示がされる。表示がぼやけてしまうことになるから、自分の目では、解像度いくつできちんと見えるのかを、きちんと考えておく必要がある。
DELLの20インチ液晶モニタ2001FP HASが、¥53,800円と、物凄い安かったりするが、1600x1200が標準の解像度。この解像度で、文字のサイズがどの程度になるのか計算しておかないと、いきなり購入してみたが、文字が小さすぎてみにくい・・・、と、ムダな投資になってしまう。アフィリエイトサイトではないので、単にモノを薦めたりしません(笑) 納得してから買おう。
計算の仕方。
カタログスペックから、表示有効領域 縦・横、最適解像度 縦・横を確認しておく。
表示有効領域(mm) 縦 x 横 = 画面のサイズ(mm)
画面のサイズ(mm) / 最適解像度 縦 x 横 = 1ピクセルの表示サイズ(mm)
ppiやdpiだと、pixcel per inch、dot per inch で、インチあたりのピクセル数を意味しますが、
・1ピクセルあたりの実mmが大きい程、インチ当りのピクセル数は減る->ppi or dpiが低くなる
ドットが粗いことも意味するが、画面上の文字サイズは大きくなる。
・1ピクセルあたりの実mmが小さい程、インチ当りのピクセル数は増える->ppi or dpiが高くなる
ドットが細かくなるが、画面上の文字サイズは小さくなる。
ということで、大雑把に把握して頂ければよいと思います。
現在CRTを使っていて、交換しよう・・・と思う場合は、現在のモニタの解像度、文字サイズがどの程度になるかにお気をつけを。 以下、RDF193Hからの乗り換えで検討したモニタのリストです。
RDF193Hで1280x1240はちょっと目が悪くなってきて厳しくなり、L997-BKでさえも文字が小さく厳しそうなので、19インチ液晶にしちゃいました・・・。
解像度が高くなると細かい文字もキレイに出るという利点もあるため、後は実物の表示を見て検討するのが良いとは思います。
尚、単純計算で、縦横比を念頭に入れてませんので、あしからず。
モニタ | 縦 | 横 | 有効領域(mm) | 解像度 | 1px辺り(mm) |
---|---|---|---|---|---|
RDF193H | 266 | 356 | 94696 | 1024 x 768 | 0.120412191 |
RDF193H | 266 | 356 | 94696 | 1280 x 1024 | 0.072247314 |
RDF193H | 266 | 356 | 94696 | 1600 x 1200 | 0.049320833 |
RDT171 | 277.3 | 339.9 | 94254.27 | 1280 x 1024 | 0.071910301 |
RDT195V | 301.1 | 376.3 | 113303.93 | 1280 x 1024 | 0.086444038 |
2001FP | 270.9 | 433.4 | 117408.06 | 1600 x 1200 | 0.061150031 |
L997-BK | 324 | 432 | 139968 | 1600 x 1200 | 0.0729 |
【参考文献】
・東芝レビュー:高精細LCDにおける文字の読みやすさに関する人間工学的研究
・藤竿伊知郎さん:文章の書き方・文書の作り方
・FromDFJさん:フォントサイズ指定の落とし穴
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