« RocketRAID2310のBIOSは2.01が最新 | メイン | Linux Kernel 2.6.22.2 がきましたよっと。 »
2007年8月 9日
802.11n 40MHzの高速無線LAN MZK-W04N-XでWDSを試す >>Router/Lx/L3/L2
Planex の802.11n draft 40MHzの高速無線LAN MZK-W04N-Xをゲットしました。
電波法施行規則等の一部改正によりまして、40MHz幅での無線LAN通信が認められました。802.11nですと、理論値300Mbit/sec が出る・・・ということになっています。
-Xとの違いがよくわからん。でちょっと書いてましたが、WDSに対応しているかが個人的には気になっていたわけです。
1万円ちょい切るぐらいの破格値Priceでもありましたので、そろそろリプレースしとこっかということでぽちっとな。
本日商品が届きましたが、箱はおもいっきりMZK-W04Nそのままです。
MZK-W04N-X というシールが裏面のシリアルナンバーの部分に貼られているだけの違いで、保証書すらMZK-W04N のまま。マニュアル類も何もかも・・・。
裏面のシールに気がつくまでは、やっべー、店が間違って送ってきたのか?とかちょいとブルーな気持ちでした。
コントロールパネル画面もMZK-W04Nのままで、無線の詳細設定でチャンネル幅: Auto 20/40 MHZ とあるので、かろうじて40MHzになっていることがわかります。
設定をしてWDSの接続OK... じゃあ、速度はどんぐらい出るかをテストしてみましょう。
内部のFTPサーバからのGETで実測してみます。
ftp: 14155082 bytes received in 21.56Seconds 656.48Kbytes/sec. = 5.125Mbits/sec
む、むう......。
Gigabitなマシンからはこんな感じ
ftp: 14155082 bytes received in 0.50Seconds 28310.16Kbytes/sec. = 221Mbits/sec
MZK-W04NでのWDSスループットが3Mbit/sec程度しかねーじゃねーかゴルァと某所で書かれているのを拝見していたので、(見ときながら敢えて買ってみたわけですけど・・・) それはそれで、あー、そうなのねぇという結果に終わりました。
ちなみに 無線LAN 54Mと、2004/05/08に記述しておいた WLA-G54でのWDS実測テストでは
802.11g プロテクションをかけていたので外してみたら18Mbpsまで回復。
2.20ファームを適用した後計測したところ20Mbpsまで出るようになった。
となってましたので、速度的にはイマイチな感じです。(調整するまでは3Mbps程度でしたけどね)
ただ、MZK-W04N,MZK-W04N-XはWDSでもWPA,WPA2が使えるという利点があります。
WLA-G54ではWEPしか使えない。その他もWDSではWEPしか使えないという仕様の無線LAN機が結構ありますからね。
無線LANのWEP暗号は60秒でクラッキング可能という論文も出てますし、ちょっとね。
・・・と、フォローする自分が悲しいかもしれないですがぁ。
セキュリティ面はおいといて、速度が出てたWLA-G54をリプレースするに至った理由ですが、近隣に無線LANを使う方が増えてきて、混信~熱等々(理由は不明)によって親機がハングアップするような事態が増えてきたためです。(といっても、毎日なるとか毎週とかのレベルではなく何ケ月に1回あるかないか程度。)
狭い2.4GHz帯であるということは変わりがないので、5.2GHz帯の11aにしとくべきだったかもしれませんが、300Mbit/secとか、144Mbit/secとか その辺のカタログスペック速度に釣られちゃいやすいですね。
今後は、アンテナが多い802.11nで安定稼動してくれるか様子を見つつ、ビーコン間隔とか細かく無線設定が効くので、調整してみようと思っていますが・・・。
通常の無線LANで802.11nが速いかどうかもテストしときたいですね。
トラックバック
現在、この記事はトラックバックを受け付けておりません。
コメント
現在、この記事はコメントを受け付けておりません。