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2007年9月 6日
他社ポータルからコピーして作り上げる不動産情報検索サイト いえーい >>インターネット
チームラボと早稲田大が不動産情報検索サイト「いえーい」公開。
http://www.ie-ei.jp/
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20355648,00.htm
いやあ、なんといえばいいのかですが・・・
homes,athome,yahooから堂々とぱくってきていますとアピールして不動産検索ができるようにしているのですが、頑張ってデータをなんとかひーこら入力して、更に広告費をかけて広告して集客を図るという必死な不動産業者さんがいるそれを 横断検索ができるとかいう言葉でコピー、掲載していくのは許していいものなのか。
だったら、自動的に収集して不動産検索サイトをどこでもやってしまえばいい。
人件費もそんなにかからないで済む。
だが、どの不動産屋も Webから収集してそのまま掲載するという荒業はやってこなかったし、それは各々の権利があるという認識からやってこなかったことだ。
それを認めてしまったら、不動産業者がWebにかけたお金(システム費・人件費)なんていうものは即座に無駄になってしまう。
まあ、仲介とか媒介とか、データだけで言えばコピーしてもってきてでいけることだけど、一応いろいろと儀礼が(2次掲載許可を取った物件しか掲載しないとか)存在するわけですよ。
物件掲載許可を取り、金額が変わってないか確認し、売れてないか、埋まってないか確認・・・
そういう情報維持をするために結構な労働力や人件費をかけてるんですね。 その上でWebに掲載している。
逆に掲載してメンテナンスしないのが問題になったりということもある。
そういうこと全部取っ払っちゃって、公開されてるんだからコピーしていいんじゃん、みたいにしてくともうぐっちゃんぐっちゃんになるわけですよ。
更にモラル崩壊etc...と突き進んでいってしまいます。
そういったコストがかかりすぎて経営を崩している末端の不動産屋が結構多くなってきてもいます。
構造不況と言ってしまえばそうなんですがね・・・。
本当にわかった上で公開しているのかどうか。
「研究目的」とかいってますが、ちょっとどうなんでしょうか。
はぁ・・・ぱくって堂々と公開してメディアにも取り上げられてと、世も末だなぁと感じます。
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