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2007年6月11日
SSL証明書とかVirtualServerとかIPv4とかIPv6のお話 >>インターネット
IPv4,IPv6を推進したり、批判すると「原理主義者」「反対原理主義者」などと呼ぶらしい。
IP税をとればいいという説も出ているようですけれど、徴収するのはどちらさんになるのでしょう。
大きいブロックを今も平気に持ってられるところはそれなりの政治力を持っているわけで、それらに対してきっちり働きかけできるのでしょうか。
SSL証明書の方ですが、「ワイルドカードで設定できればいいんじゃん」という指摘も一部あるようですが、それは独自ドメインがない場合のことを指します。(おそらくpop.a-domain. www.a-domain. ということで、ワイルドカード証明書があればいいということを言われているのかもしれません。)
”ユーザごとの独自ドメイン”であるのか”そうでないサーバのドメイン”であるかで全然変わってきます。
自社のサーバとして設置する際のIPアドレス、hostnameは決まっているんだから、その証明書を買っておけば良いでしょう。ワイルドカードでなくても済みます。 443で1枚 953で1枚 でもいいし、443と995両方合わせて1枚でもOK。
だが、ユーザごとの独自ドメインだったら、そうもいかなくなる。
1サーバに100ドメインを証明書付きで入れるとすると、100IPが必要ってことになります。
そんなにIPを大盤振る舞いで割り出してくれる状況ではありません。
まあ、お客さんがサーバ自体の証明書で接続してOKっていうのならいらなくて済みますけど、自社ドメインじゃなきゃヤダとか言う方もいらっしゃるわけで...。
そういうわけでしてSSLはIP BasedじゃなくNonIPBaseになって欲しいんですが、いまのところマダマダな様子...。
もちろん、本来サービスとして買わなければならないのに買っていない業者も存在しますので、その辺は問題ありなんでしょうが。
仮想化も今後の流れとして加速するものと思いますが、これもVirtualServer単位でIPが1個必要です。
機器のインフラ投資はかかりませんが、IPの数は必要となりますから、事業としてはやはりIP割り当て数がカギとなってきます。
v4からv6へ乗り換える際に今までの設備投資が...ということで反対している方もいらっしゃるようですが、IPv6だろうがv4だろうが、エンドユーザにとって良い方向に進んで貰えばいいけどなぁ、という感じです。
政治力の無い中小はSSL関連でのIP割り当てに頭を悩ませてると思いますが、立場が違うと見方も違うようです。
v6に移る前にやることはあるはずだけど、全部がきっちり関連づいて動いているものではないからなあ・・・。ハードウェアソフトウェア、それぞれの領域ごとの思惑が絡んでるものだし。。。
@2007.06.16 14:44
盲目的にv6を突貫で入れようという事業者(社)はない。
現状も市場原理に従っていないわけでもない。
v4で済むんならv4でいければいいに決まっていて、それは現状v4でサービスをしている業者・利用者からしてみれば総じて同じ意見だろう。
『v4は絶対枯渇しない』
『v4は絶対枯渇する』
いつまで、という話も当然あるが『絶対』というように言い切るのはいかがなものか。
選択肢はいくつか考えておく・動いておかねばならない。
『ただ使えればいい』という大多数の賛同は得られない・・・・
じゃあ、どうしようかね、というところですよ。
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